強み・特色

Strengths and Unique Features

強み・特色

本研究科では、先端科学技術分野における研究開発能力だけでなく、学術的研究成果を事業化するためのイノベーション戦略構築までの教育を一貫して推進することで、グローバルに活躍できるアントレプレナーシップを兼ね備えた理系人材の養成・輩出を目指しています。
本研究科では、4つの自然科学系分野(バイオプロダクション先端膜工学先端IT先端医療学)と社会科学系分野(アントレプレナーシップ)を教育研究の柱とし、これらが互いに融合することにより新たな科学技術や学問領域を生み出すとともに、人材育成・研究開発・事業化が効率よく循環するイノベーション・エコシステムを構築することで、本研究科が科学技術イノベーション創出を牽引する拠点となることを目指しています。

(1) 世界最先端の研究分野を集結

本研究科が対象とする自然科学系分野(バイオプロダクション、先端膜工学、先端IT、先端医療学)は、これまで神戸大学が取り組んできた世界に誇る先端研究分野であり、かつ、事業化につながる可能性を持った優れたシーズを生み出している分野です。また、先端医療産業特区、Spring8などの地域的な強みや特色を生かした研究を展開できる分野でもあります。これらの分野の研究者が結集し、先端研究の基礎から応用までを身に付けられる指導体制を敷いています。 また、深い専門性に加えて広い視野を身に付けられるよう、分野横断的な知識の修得ができる分野融合の視点を取り入れた教育を行っています。

(2) 文理融合による教育

先端科学技術に関する教育研究を行う自然科学系とアントレプレナーシップに関する教育研究を行う社会科学系の有機的な連携により、学問の枠を超えた新たな文理融合型の教育研究システムを導入しています。これにより、先端科学技術分野の研究開発能力をベースに、知的財産化、生産技術開発、市場開拓までの学術的研究成果の事業化プロセスをデザインし、イノベーションを自ら創出できる理系人材を養成します。

(3) 実践的な教育

パイロットプラントを活用した実習や実際にビジネスプランを作成するPBL(Project-Based Learning)等の独自のカリキュラムを通して、実践的な教育を行っています。また、企業にて研究開発・新製品開発・新規事業開発や起業コンサルティングやベンチャー企業の投資育成等の経験のある実務家、知財やベンチャー創業に関する法規制に詳しい法律家等、豊富な経験と実績を持つ実務家教員を多く配しています。

構成

最近における特記事項

  • 本研究科から生まれたベンチャー

    本研究科から生まれたベンチャー企業についてはこちらをご覧ください。

社会貢献

各界で活躍している教員等