お知らせ

リサーチコンプレックス 第2回国際セミナーを開催しました

2016年12月7日(水)、神戸リサーチコンプレックス事業の一環として、科学技術イノベーション研究科(研究科長:近藤 昭彦)は、第2回国際セミナー「科学技術イノベーションの創出とアントレプレナーシップ ~台湾バイオ医薬品ベンチャーの成功に学ぶ~」を神戸大学百年記念館において開催しました。


1.セミナーの概要
台湾のバイオ・医薬品産業を所管する台湾政府経済部のChen氏は、上流から下流まで近年一体的に成長している台湾のバイオ・医薬品産業とその中で台湾政府が果たす役割について基調講演を行いました。また、Aprinoia Therapeutics社(神経変性疾患の診断薬・治療薬開発)CEOのDr. Jang及びEirGenix社(バイオシミラー)CEOのDr. Liuは、会社設立から現在に至るまでの創業ストーリーと成功経験等について基調講演を行いました。

続いて、株式会社東京証券取引所の定田氏は、バイオベンチャーにとってのマザーズ市場の魅力等について講演を行い、さらに、オーピーバイオファクトリー株式会社(海洋由来の化合物探索・開発)代表取締役の金本氏及びJITSUBO株式会社(ペプチド創薬)代表取締役CEOの河野氏は、それぞれの会社紹介を行い、西田教授(科学技術イノベーション研究科)は予定している神戸大学発バイオベンチャー立ち上げについて説明を行いました。

その後、山本教授(科学技術イノベーション研究科)がモデレーターを務める中、Dr. Jang、Dr. Liu、金本氏、河野氏、Dr. Chen(大和企業投資株式会社)というパネリスト構成にて、各社が成長する上で何が要因だったのか等についてパネルディスカッションを行いました。


2.セミナー参加者
98名の製薬企業、バイオ関連企業、金融関係者、台湾政府系バイオ開発機関および学生を含む神戸大学関係者等が参加し、パネルディスカッションの場では活発な質疑応答が行われました。


3.懇親会
セミナー終了後、40名を超える参加者が懇親会に参加し、意見交換やネットワークづくりが盛んに行われました。

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