研究科の動向

化学合成DNAを高速で安価に生産可能な核酸合成機を開発 ―微生物由来の高機能医薬品原料や工業材料などの開発加速に期待―

NEDOと神戸大学、日本テクノサービス (株) は、微生物由来の高機能医薬品原料や工業材料の製造に必要な化学合成DNAを効率的に生産可能な核酸合成機を開発しました。
この合成機の活用により、200の塩基からなるDNA96本を、従来の半分以下の時間と10分の1のコストで一括合成できます。これにより、数万~数十万の塩基対で構成する長鎖DNAの大量生産が可能となり、生物機能を活用した高機能の医薬品・化学品や新たな有用物質を生産する次世代産業「スマートセルインダストリー」への貢献が期待されます。
今回の成果をもとに、日本テクノサービス (株) は「M-96-LD 長鎖DNA合成用核酸合成機」として製品化しました。

詳細は、神戸大学研究ニュースサイトをご覧ください。


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バイオ生産工学研究室
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