若井暁特命准教授が公益社団法人日本農芸化学会 農芸化学奨励賞を受賞しました

若井暁特命准教授が、愛知県名古屋市で開催された日本農芸化学会2018年度大会において、農芸化学奨励賞を授与され、受賞講演を行いました。

公益社団法人日本農芸化学会は、会員数が1万人を超える日本のバイオサイエンスの分野ではトップクラスの学会です。
その中でも農芸化学奨励賞は、農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、さらに将来の発展を期待し得る若手研究者に授与される歴史のある賞です。

若井暁特命准教授は、「極限環境微生物のエネルギー変換に関する生化学および熱力学的解析」という研究題目で、 地球上には様々な過酷な環境（温度、塩濃度、pH、圧力など）が存在し、それらの環境に由来する様々な物理化学的なストレスの中で微生物がどのように適応して生存しているのか、生化学的な実験アプローチに加えて、熱力学的アプローチを採用することで明らかにしてきました。
これらの一連の研究が高く評価され、また今後の農芸化学分野の研究の発展を牽引するものとして期待され受賞に至りました。

受賞年月日：2018年3月15日
受賞者氏名：若井暁
学会名：公益社団法人日本農芸化学会
賞の名称：農芸化学奨励賞
受賞研究題目：「極限環境微生物のエネルギー変換に関する生化学および熱力学的解析」
参考：公益社団法人日本農芸化学会 http://www.jsbba.or.jp/about/awards/about_awards_encouragement.html