研究科の動向

尾崎弘之教授が文部科学省 核融合科学技術委員会委員に就任しました

尾崎弘之教授が、2019年5月に、文部科学省 核融合科学技術委員会委員に就任しました。本委員会は、文部科学省が設置している国の科学技術・学術の基本方針を議論する審議会の中の一委員会です。委員会のテーマである「核融合」は原子力発電、火力発電の代わりになり得る「夢のエネルギー」と位置付けられています。

核融合エネルギーの特徴、メリットは次のとおりです。

 1. エネルギーの原料となるリチウムは海中に豊富に存在して枯渇の恐れがない

 2. 核融合反応は核分裂(原発の発電原理)と異なり暴走せず、安全対策が比較的容易である

 3. CO2や高レベル放射性廃棄物が発生しないクリーンなエネルギーである


日本が主要国として参加している核融合エネルギー研究の国際協調プロジェクトでは、試験炉の稼働が2025年に予定されています。尾崎教授はエネルギー・環境ビジネスやイノベーションの知見を評価され委員に任命されました。

関連サイト
文部科学省 : 核融合科学技術委員会 核融合について  

  • 研究科活動
  • 企業の方へ
  • 神戸大学
  • 神戸大学 大学院工学研究科・工学部
TOP