アントレプレナーシップ分野

アントレプレナーシップ分野

教員一覧

 

大学の理工系教育では、専門分野を深掘りしてオリジナリティを追求することが求められます。しかし、現在の産業界では、専門分野しか知らない人材でなく、ビジネスに必要な幅広い知識を同時に備えている人材が求められています。当研究科は、経営、組織、戦略、マーケティング、財務、法務など、専門分野にプラスして幅広い知識を備えた人材の養成を目指します。

 

研究の強み・実績

アップル、グーグル、アマゾンなど世界経済を牽引する成長企業は、元は理系教育を受けたアントレプレナーによって設立されました。競争環境が厳しいグローバル経済において、科学技術とアントレプレナーシップの双方を理解している人材の必要性はますます高くなっています。アントレプレナーシップ分野のプログラムは、理系学生がどのようなビジネス知識、スキルを得、経験を積むべきか検討を重ねて作成されています。また、理系・文系を線引きすることが多い日本の大学では、極めてユニークな教育を提供していると自負しています。

 



授業科目の概要

アントレプレナーシップ講座の講義科目は、「アントレプレナーシップ(Entrepreneurship)」「事業戦略(Strategy)」「財務戦略(Finance)」「知財戦略(IP rights)」の四分野で構成されています。一般的なビジネススクール(経営大学院)と異なり、理工系の学生がビジネスのエントリー知識を、短い講義数で効率的に学べるよう設計されています。



アントレプレナーシップ

起業家は、特定の社会課題を解決したいなど、事業を始めるための理念を持っています。起業の理論的な背景を学ぶとともに、単なる「アイディア」を、理念を備えたビジネスプランに仕上げるプロセスを、グループワーク、クラスでの議論を通して、実践に近い形で体験します。


事業戦略

起業家は、戦略的思考が求められます。戦略理論は、競争戦略、リソース・ベースト・ビュー、イノベーション戦略、組織戦略、技術戦略など多岐に渡り、進化を続けています。これら理論の概要を、座学、ケーススタディ、グループ討議などを通じて学びます。


財務戦略

企業財務の基礎、財務計画の立案方法、企業価値評価やディール・ストラクチャー設計などの知識を学習し、さらに具体的な事例や演習を通して理解を深めることで、事業創造における財務面での実践力を習得します。


知財戦略

科学技術アントレプレナーにとって、知財戦略の理解は必須です。特許法や著作権法を始めとする知的財産法制度の全体像を学んだ上で、さらに実践的な特許出願手続、職務発明制度への対応、ライセンス契約、侵害訴訟等に関する研究を通じて、先端科学技術分野の事業創造において求められる知財の戦略的な取得・活用・保護の方法を習得します。


プロジェクト演習(PBL)

1年次でグループワークを実施します。科学技術系ベンチャー企業を一社取り上げ、同社の戦略、製品、ターゲット市場などを調査・分析し、その企業に新規事業として提案できるようなビジネスプランを、グループの議論によって作成します。
2年次では、学生各自が所属研究室で取り組んでいるテーマを使って、どのような新規事業を創造できるかを分析し、ビジネスプランにまとめます。その過程で、複数の教員が、科学技術、戦略、マーケティング、法務、財務などの観点からアドバイスを行います。


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