修了生からのメッセージ
Messages from Alumni
科学技術イノベーション研究科を志望した理由は、授業の内容に興味を持ったからです。先端技術を学びつつアントレプレナーシップ関連の内容を学ぶことができるということは、自分の将来に非常に有利になると考えました。更にマレーシアの両親が自営業であるため、もし帰国することがあっても母国に技術と知識を持ち帰ることができます。
博士課程前期課程在学中は超音波技術を用いた浴室内安否システムの研究に取り組み、後期課程の現在においても継続して研究しています。前期課程では、空中超音波アレイセンサを活用し、環境ノイズを信号処理で削除するアルゴリズムと対象者のトラッキングシステムの開発を行いました。ソフトウェアとハードウェアの組み合わせ技術となっています。また授業の一環として、この技術を用いた事業の戦略やフィナンシャルの戦略などの PBL (Project Based Learning)も行いました。理系のみのバックグラウンドを持つ自分にとって新鮮な経験でした。
後期課程に進学後は、より細かい分析や解析を行い、事業戦略に深みを持たせる必要があります。これからの研究生活で様々な知識を得て、母国や日本で社会貢献できれば良いなと思っています。そしていつか自分で起業することを目標としています。
これから受験考えている皆様、本研究科では技術と事業の二つの内容を学ぶことができます。就職活動でも学び得た知識によって有利になる点がありますので、本研究科への入学を検討してみてください。