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当研究科発ゲノム編集ベンチャー「バイオパレット社」が10億円の資金調達を実現しました

当研究科で生まれた研究成果を事業化するために設立されたゲノム編集ベンチャー「株式会社バイオパレット」が、国内最大手ベンチャーキャピタル(VC)である株式会社ジャフコを引受先とする第三者割当増資により、10億円の資金調達を実現しました。

今回調達した資金は、主として新たな治療モダリティであるマイクロバイオーム治療の研究開発にかかる各種活動、同社における研究部門の人員増強、および研究施設の拡充に活用されます。

同社がこれまでに調達した資金は、海外超一流VC(3社)からの5.5億円に今回のジャフコ社からの10億円を加え、総額15.5億円になりますが、持株比率については、神戸大学関係者(教員・創業メンバー、STE社等)が、海外VC、ジャフコ社それぞれの比率を上回っており、最大株主グループの立場を維持しています。

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本件は、2020年9月26日の日本経済新聞(地域経済面・関西版)に「ゲノム編集技術医療応用へ増資」という見出しで、記事として取り上げられました。