国際交流
International Exchange

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雲北 涼太さん
KUMOKITA Ryota -
- 課程(渡航時)
- 後期課程
- 学年(渡航時)
- 3年
- 分野
- バイオプロダクション
- 指導教員
- 蓮沼 誠久 教授
- 目的
- 国際学会での研究発表と情報収集
- 期間
- 2023.6.10~2023.6.16
- 派遣先
- シンガポール・Marina Bay Sands
- 派遣先概要
- Metabolic Engineering 15 American Institute of Chemical Engineers(AIChE)が主催する代謝工学分野の国際学会
代謝工学(Metabolic engineering)における最先端の国際学会に参加し、当該技術開発の進捗度合いおよび今後の展開を学び、今後の研究開発およびビジネスに展開するまでに何が必要かを学ぶことを目的とした。また昨今、グローバル化が進む中、国際共通語である英語でのコミュニケーション能力の必要性はますます高まっている。しかしながら、これまでコロナ禍の影響もあり、海外の先生や学生と接する機会があまりなかった。そこで、国際的な学会でのポスター発表を経験し、同分野の研究を行っている海外の先生や学生と交流し、英語でのコミュニケーション能力を向上させることも目的とした。
ポスター発表の内容としては、これまで本研究科で遂行してきた「ピキア酵母でのチロシン由来芳香族化合物群高生産プロセスの開発(Kumokita et al., 2022, ACS Synthetic biology, 11, 2098-2107に掲載済み)」の内容を発表した。
自身のポスター発表の際には、海外の学生が話す流暢な英語(地域による特有の訛りも含め)を聞き取れない部分もあったが、最終的には身振り手振りも加え、頂いた質問には的確に返答し、有意義なディスカッションの時間を過ごすことができた。また、他者のポスター発表や口頭発表の際には、自身の専門領域に留まらず、関心のある研究内容について積極的に質問し、英語でのコミュニケーション能力の向上および知識の幅を広げることができた。
本国際学会で得られた知見を今後の研究開発およびIS書作成に活かしたいと考えている。また、自身の研究に留まらず、得られた多数の技術および情報を自身の所属する研究室や後輩に展開するなど、今後の研究生活の糧にしたいと考えている。
