国際交流
International Exchange

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山本 純也さん
YAMAMOTO Junya -
- 課程(渡航時)
- 後期課程
- 学年(渡航時)
- 1年
- 分野
- バイオプロダクション
- 指導教員
- 石川 周 准教授
- 目的
- 共同研究
- 期間
- 2019.10.20~2019.11.23
- 派遣先
- イギリス・ニューカッスル大学
私はバクテリアの細胞壁合成阻害・細胞形態の変化、およびそれに伴う細胞死についての研究に取り組んでいる。当時抱えていた研究課題解決に向けて、当研究室のリソースではブレークスルーを起こすことが難しかったため、この分野において、より専門性の高い研究者との共同研究が必要であった。
そこで私は1ヶ月に渡り、イギリスのNewcastle大学のErrington Lab.にて共同研究を実施した。当該研究室は、バクテリアの研究、中でも特に細胞壁に関して、世界トップクラスの研究実績を誇り、課題を解決するためのリソースが多分に存在するためである。
成果として、抱えていた課題が解決でき、およその論文のストーリーを構築することができた。Errington Lab.のリソースが有ってのものである。その他にも、今後、当研究室で必要となる複数の技術について学習し、持ち帰ることができた。
また、Errington Lab.およびそれが所属するCBCBという機関は、世界各国から優秀なポスドクが集まる研究室であり、1ヶ月という短い期間であるが、Ph. D. 1stでそのような環境で研究を実施できたことは、研究者として大きなプラスとなった。中でも、彼ら・彼女らの研究活動は効率的であり、論文の執筆に向けてStraight-forwardで実験を進めていることに非常に感銘を受けた。
また、海外研究者のプレゼンテーション能力の高さにも影響を受けるなど、勉強になる点が多分に存在した。これらの優れた点を取込み、今後の自身の研究活動にも応用したいと考えている。
